巨大戦力「ソフトバンク」は、なぜ勝てなかったのか…藤本博史前監督を変えてしまった“深すぎる心の傷”

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「勝って当たり前」

 ソフトバンク・藤本博史前監督は、クライマックス・シリーズのファーストステージ敗退直後の10月16日夜に2023年限りでの退任が決定、球団から即座に正式発表された。

 ただ、優勝こそできなかったとはいえ、就任1年目の2022年は「マジック1」まで持ち込みながら、シーズンの最後の最後で2連敗。オリックスと勝ち星も勝率も全く同じながら、対戦成績で負け越したことで、リーグ規定による「2位」となり、2年目の2023年も、7月に12連敗を喫するなど、リーグ3連覇のオリックスに15.5ゲームの大差をつけられての「3位」。...

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