「三船美佳」再婚に「高橋ジョージ」は未練タラタラ? 彼女は“共演NG”という現実
追う男、逃げる女
1980年、ロス・インディオス&シルヴィアはNHKの「紅白歌合戦」に初めて出場し、「別れても好きな人」(作詞・作曲:佐々木勉)を歌った。
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よりを戻すのか戻さないのか、微妙な心理を描いた歌詞が面白い。もし、これが「男だけが未練タラタラ」だったとしたら、一気に陳腐な設定になってしまう。
「男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く」という諺は人口に膾炙しているが、高橋ジョージ(60)と三船美佳(36)の2人も似た状況らしい。まずは、その“来歴”を芸能担当記者に説明してもらおう。
「三船さんは1998年、16歳の誕生日に高橋さんと結婚します。24歳という年齢差、彼女の父親が三船敏郎さん(1920〜97)などという話題性から一気に関心が高まり、“おしどり夫婦”として売れっ子になりました。ところが2015年に、三船さんが離婚を希望していることが表面化。精神的なDVとされる“モラルハラスメント”に注目が集まるほどの社会的関心事となりますが、翌16年に協議離婚が成立。そして三船さんは19年4月に再婚を発表したのです」
元妻の慶事に、高橋は所属事務所を通じてコメントを発表。日刊スポーツが4月6日(電子版)に報じた記事「高橋ジョージ 元妻三船美佳の再婚を祝福『幸せを』」によると、
《(高橋は)三船の再婚をニュースで知ったといい「おめでとうございます。幸せをお祈りしてます 高橋ジョージ」と祝福した》
と報じられている。
だが、高橋は頑なに離婚を拒否したとの印象は強かった。そのため、祝福の“真意”を解説しようとする報道が相次ぐ。「週刊新潮」も4月18日号に「『三船美佳』再婚に『高橋ジョージ』が胸を撫で下ろした理由」の記事を掲載した。
文中では高橋の祝福を、
《24歳年上の元夫、高橋ジョージのメッセージも、字面通りに「祝福コメント」として受け止めていいものなのだろうか》
と指摘。「スポーツ紙の芸能担当デスク」が以下のように解説を行った。
《「離婚時の取り決めで、親権は三船さん。高橋さんは娘に会うことはできなくなり、娘の成長の記録であるカラー写真を年2回だけ、三船さんから送られることになりました。自他ともに認める親バカだった高橋さんが、その状態に耐えられるとも思えません」》
つまり、娘と面会する権利を得るため、三船の心証を良くしようとして、高橋は祝福コメントを出したのではないか――というのが記事の結論だ。
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