「ソフトバンク」悪夢の開幕ダッシュ失敗…主力離脱よりも気になる「第二の千賀」「第二の甲斐」が現れない“育成システム”への大いなる疑問

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 今の季節、プロ野球では「春の珍事」という言葉がよく使われる。下馬評で苦戦が予想されていた球団がスタートダッシュに成功すると「春の珍事か!?」と取り沙汰される。数多の具体例があるが、ここでは2002年の阪神をご紹介しよう。星野仙一氏が監督に就任しての1年目のシーズン。開幕7連勝で虎フィーバーが炸裂したが、結果は10年連続負け越しのBクラス。虎党からはケガ人が続出した不運を恨む声が漏れた。

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 今季の開幕ではソフトバンクの順位が春の珍事かと話題を集めた。...

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