甘味、塩味、苦味、酸味、うま味に続く「6番目の味覚」として名前が挙がる「意外なもの」
かつて基本味は甘味、塩味、苦味、酸味の4種類しかないとされていた。しかし1908年に東京帝国大学の池田菊苗(きくなえ)が「うま味(グルタミン酸ナトリウム)」を発見し、5番目の基本味となった。
そして、現在「6番目の基本味」として、意外なものが候補に挙がっているという。石器時代から続く脂肪と人類の複雑な関係を描いた『脂肪と人類 渇望と嫌悪の歴史』(イェンヌ・ダムベリ著、久山葉子訳、新潮選書)から一部を抜粋、紹介する。
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