ゴールデンウィークも返上で動員 郵便局長たちに課される過酷な「選挙ノルマ」の日々

国内 社会

  • ブックマーク

【全2回(前編/後編)の前編】

 夏の参議院選挙に向け、全国の郵便局長たちは本業以外の「任務」に追われていることだろう。

 19年の選挙で関東地方の小規模郵便局の局長・Cさんは、組織内候補の当選に向け、「局長1人当たり、後援会員を80世帯100人、そして選挙では30票の獲得」というノルマを課されたという。

「また地獄の毎日だ……」とつぶやくCさんの体験談から、予想をはるかに超える選挙活動のすさまじい実態を明かす。(引用は全て、西日本新聞記者・宮崎拓朗氏の著書『ブラック郵便局』より)
...

つづきを読む