「代表は快進撃」でもJFAトップ「宮本恒靖」会長の経営手腕は…「200億円ビル」売却がなければ赤字の「サッカー協会」 クラファン、新ブランド立ち上げも消えない“財政不安”

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 サッカー森保ジャパンがアジアでは敵なしの強さを見せつけて最終予選を突破、世界最速でW杯出場を決めた。日本サッカー協会(JFA)にとって、1998年フランス大会の初出場からこれで8大会連続のW杯である。さぞかし笑いが止まらないと思いきや、昨年就任し、2年目を迎えたJFA・宮本恒靖会長にとって頭の痛い問題がある。JFAの財政基盤の危うさである。

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 JFAの財政基盤は盤石ではない。2024年度の決算でもそれが「数字」になってしっかり表れた。...

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