朝起きたら「おかあさんがいない」 妻が5年間の失踪、47歳夫が後悔し続ける「笑顔」への誤解

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【前後編の後編/前編を読む】「妻を壊してしまった」47歳夫の後悔 母になっていく姿に寂しさ感じて…“魂の殺人”の始まりは

「僕が妻の心を壊したんだと思う。でももう謝罪する機会もない」と語るのは、佐川寿明さん(47歳・仮名=以下同)である。27歳の時に結婚した文菜さんは、もともと会社の同期で、親兄弟を養うためにしていた水商売のバイトがばれてクビになったという苦労人だ。2人の子に恵まれると“完璧な母親”として家庭を守ったが、寿明さんはそこに寂しさを覚えたという。...

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