元NHK「中川安奈アナ」は「第二の神田愛花アナ」になれるか 不安視される所属事務所の“差”

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 そのダイナミックな容姿から“NHKの峰不二子”と呼ばれた中川安奈アナ(31)が3月末でNHKを退職。4月1日付でホリプロの所属となった。民放デビューは6日放送のバラエティ番組「アッコにおまかせ!」(TBS)に決定。フリーとなった中川アナの今後を占う。

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 中川アナが世をザワつかせたのは、昨年7月21日に放送されたパリ五輪の開会式中継だった。白ジャケットにベージュのニットを着ていたため、光の加減や角度によってはジャケットの下に何も着ていないようにも見えた。それが“NHKの峰不二子”だったからさあ大変。ネット上では男どもが「何も着ていないように見える!」と想像をたくましくし、開会式どころではなくなってしまったのだ。

 さっそくデイリー新潮は、8月2日配信の「話題のNHK『中川安奈アナ』 『12年前を思い出す』『自分がどう見られているかは気にしない』…フリーになるのはいつか」でそのことに触れ、彼女は間違いなくフリーになると報じた。ちなみに、タイトルに記された「12年前を思い出す」というのは、同じくNHKを退職して売れっ子になった神田愛花アナ(44)のことを指す。

 果たしてフリーとなった中川アナだが、早速、仕事に恵まれるとは、悦ばしいことだ。民放プロデューサーは言う。

「彼女が所属したのはホリプロです。事務所の大先輩である和田アキ子さん(74)が司会を務める『アッコにおまかせ!』はホリプロが企画協力する番組で、ホリプロタレントスカウトキャラバンの後にはグランプリ受賞者が出演するのも恒例ですし、新たに所属したタレントの顔見せと言っていいでしょう」

スポーツ文化事業部

 中川アナは4月12日に熊本で開催されるTOKYO GIRLS COLLECTIONの司会をウエンツ瑛士(39)と共に務めることも発表されている。大手芸能事務所のホリプロだから先行きは安泰だろう。

「確かにホリプロは、ナベプロ(ワタナベエンターテインメント)と共に戦後から日本の芸能界を牽引してきた2大プロダクションの一つです。俳優では綾瀬はるか(40)、石原さとみ(39)、高畑充希(33)、鈴木亮平(42)など、バラエティーでも和田さんはじめ、榊原郁恵(65)、井森美幸(56)、井上咲楽(25)らを擁し、その力は衰えを見せていません。ただし、中川アナが籍を置くのは同じホリプロでも『スポーツ文化事業部』なんです」

 スポーツ文化事業部とは?

「俳優やタレントとは違い、アスリートや文化人のマネジメントを担当しています。ボクシング世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)や日本中央競馬会(JRA)所属の騎手・川田将雅(39)ら現役トップに君臨するアスリートに加え、元サッカー日本代表の槙野智章(37)、元バレーボール女子日本代表の大林素子(57)、元プロ野球選手で読売ジャイアンツの投手・宮本和知(61)などお茶の間の人気者も少なくありません。文化人枠も演出家の宮本亞門(67)、鴻上尚史(66)、作家の岩井志麻子(60)、国際弁護士の湯浅卓(69)、音楽評論家で作詞家の湯川れい子(89)、前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂(61)、元徳島県警・捜査第一課警部の“リーゼント刑事”こと犯罪コメンテーターの秋山博康(64)など目立つ人も多い」

 なんだか凄いメンツである。

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