開幕早々に主軸が離脱「広島カープ」の非常事態…負傷者が相次ぐ背景に「伝統のキャンプ猛練習」
ベテランのケガ
4年ぶりの本拠地開催だったが、阪神を相手に今季も連敗スタートとなった今年の新井カープ。3戦目の3月30日、試合前のメンバー表交換でのことだった。阪神・藤川球児監督(44)は新井貴浩監督(48)を待って、笑顔で頭を下げた。それに対し、新井監督は頷くように小さく頭を下げ、メンバー表を受け取ると足早にベンチへ向かう。その表情は分からなかったが、本拠地での3連敗は絶対に避けたかったはずだ。
「初回の守備で阪神・近本光司(31)の放ったライナー性の打球を、レフトのファビアン(27)がダイビングキャッチし、3回も一塁のモンテロ(27)が好捕球しています。...