「まさか中居くんがSMAPに終止符を打つなんて…」 “性暴力認定”にファンが明かす胸中「SMAP再結成は不可能、過去の映像も永遠にオンエアできないのでは」
Xで「中居正広 気持ち悪い」と検索を実行すると、次から次へとポストが表示される──。フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会(竹内朗委員長)の調査報告書が世論に与えたインパクトの強さを考えると、当然だと言えるだろう。
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【独占写真】「中居くん、やせた?」雲隠れしている「中居正広氏」をキャッチ 厳重な変装姿で“意外な場所”へお出かけ
極めて悪質としか表現しようのない中居氏の行動が報告書で明らかになった。3月31日にフジテレビの清水賢治社長が開いた会見では、記者が「御社の社員に重大な損害を与えた中居氏に対し、民事上もしくは刑事上の責任を問う考えはないか」と質問した。
清水社長は人権侵害リスクの把握や防止、救済のメカニズムを徹底し、フジテレビの信頼を回復させるのが「最優先事項」と回答。その上で中居氏の刑事・民事両方の責任を問うことには「あらゆる選択肢というものが、検討には残っていると考えております」と否定はしなかった。
刑事責任が言及されるほどの事態だったことは多くのメディアが今も詳報を行っている。この稿では、「中居氏が嘘をついて女性A=被害者を誘った」と報告書が指摘した部分を短く引用させていただく。
《中居氏の女性Aに対する当初の誘い文句は「今晩、食事はどうか」「メンバーを誘っている」という趣旨のものであり、食事にCXの社員や番組制作に関わるメンバーも参加するよう思わせるものであった。しかし、結論として、中居氏は、実際には、誰も食事に誘っていなかったし、飲食店も探していなかった》
余罪と共犯者
1988年4月のSMAP結成以来、ずっとSMAPを応援してきた女性は、マスコミ業界に勤務しているわけではないが、各社と“接点”の多い業務に従事している。
女性は「報告書の記述は、あくまで元フジテレビの女性アナウンサーが受けた深刻な被害を調査したものに過ぎません。その点を改めて、しっかりと認識する必要があると思いました」と言う。
「報告書を読むと、中居くんが被害者女性と面識を持ち、連絡先を交換し、二人きりの空間で相手に深刻なダメージを与えるという一連の行動が、とても手慣れているという印象を持ちました。第三者委員会は『元フジテレビの女性アナウンサーが受けた被害』を明らかにしようと調査を実施したわけですから、その対象は限定されています。しかし、もし『中居氏による全ての加害事案』を調査したとしたら、さらに余罪が明るみになったのではないでしょうか。加えて協力者というか共犯者の存在も取り沙汰されたかもしれません。再発防止や社会に警鐘を鳴らすため、中居くんの行動を私たちが正確に把握することが求められていると思います。その観点から見ると、報告書が一部の関係者を実名で記載しなかったり、調査内容の全てを明らかにしなかったりしたことは残念な気持ちになりました」
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