「悠仁さまの“帝王学”のスタートラインは…」 秘話を親交の深いジャーナリストが明かす
“帝王学”のスタートライン
また同じ頃に紀子さまは、やはり悠仁さまを伴い、天皇陛下や内廷皇族方のお食事を担当する宮内庁大膳課で新年用の宮中料理作りを見学されたといい、
〈調理現場を訪れ、魚をさばいたり、和菓子を作ったりするところなどを見た〉
とある。江森氏が言う。
「盆栽体験や調理場の見学は悠仁さまが希望されたというより、秋篠宮ご夫妻が『自分たちが日頃、いかに周りにいる大勢の職員たちに支えられ、世話になっているのか』を悠仁さまに教え、ご自身の置かれているお立場の自覚を促したかったのではないかと思われます」
いわば“帝王学”のスタートラインともいえる経験だったというのだ。
“一人暮らしも当然あり得る”
筑波大では「生命環境学群生物学類」で学ばれることになる悠仁さま。さる3日の会見では、「志望理由」についてこう仰っていた。
〈さまざまな大学を調べていく中で、生物について学べる環境が自身に適していると考えた〉
新著の中では江森氏も、
〈東京の大学に絞ることなく、国内各地の特色のある素晴らしい大学や外国の大学にまで視野を広げて、進路を選ぶのではないだろうか〉
そう記している。あらためて江森氏に聞くと、
「悠仁さまの進路に関して秋篠宮さまは『最終的には、本人が決めることですから』と周囲に仰っていたようで、このお言葉は最後までぶれることがありませんでした。そのご様子から、必ずしもご自宅から通える距離にある大学とは限らない、つまり“一人暮らしも当然あり得る”とのご意向を、はっきりお持ちだったようです」
とのことで、
「ご一家に近い関係者から聞いたところでは、秋篠宮さまも悠仁さまも“できれば国立大に”とお考えだったようです。それは、志望される分野の研究施設や教職員などが充実しているから、とのことでした。その点も踏まえて最後はご本人が決められたのですから、悠仁さまは今、新しい世界に飛び込む期待に胸を躍らせていらっしゃることでしょう」
親元を離れて“パーソナルヒストリー”の第2章が始まるわけである。
前編【「悠仁さまがよく見ていたテレビ番組は…」 親交のあるジャーナリストが明かした秘話 秋篠宮さまの“溺愛”エピソードも】では、幼い頃の悠仁さまの知られざる秘話を紹介している。
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