「16歳のアイドルを自殺に追い込んだパワハラ社長」という“ウソ”を弁護士に流布された男性の「せめてもの願い」
あの日を境に人生は一変した。テロップに踊る「パワハラ」の文字。テレビ画面には犯罪者のように見える自分が映っていた。きっかけは弁護士5人が遺族と共に開いた記者会見だった。6年半の月日が経過した今もあの時負った傷が癒えることはない。(前後編の後編)
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前編【“紀州のドンファン”妻の元代理人「イケメン弁護士」が弁護士会から懲戒処分を受けていた「弁護士としての品位を失うべき非行」とは?】からの続き
愛媛県で農業生産法人「Hプロジェクト」を経営する佐々木貴浩さん(57)は、6年半前までは不自由ない暮らしをしていた。...