「40億円で始めるんだ」豪快に事業失敗も…アントニオ猪木の弟が「先見の明はあった」と語る理由
1989年の参議院選で初当選
プロレスラーのアントニオ猪木は、1989年の参議院選で初当選を飾る。46歳の時だ。議員になってからは、元秘書から脱税疑惑を告発されるなどトラブルが相次いだ。一方で、総合格闘技でイベントをしかけるなど様々な事業も展開する。『兄 私だけが知るアントニオ猪木』(講談社)の著者で、弟の猪木啓介(77)氏は、どのように見ていたのか。(全6回の第4回)
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――参院当選を聞いた時はいかがでしたか。
政界進出はやはりうれしかったですね。...