医学部予備校の代表が「中学受験に塾は必要ない」と断じる理由 医学部受験とも共通する「手を出してはいけない問題」とは

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 中学受験をするなら、塾に通うのが当然――。いつからか常識になっている世間の空気に真っ向から反対する人がいる。自身も中学受験を経験し、現在は医学部専門予備校エースアカデミーの代表を務める高梨裕介氏だ。なぜ中学受験に塾が不要と言い切れるのか。その理由を聞いてみた。(石渡真由美/ライター)
【前後編の前編】

 少子化にもかかわらず、近年の首都圏では、中学受験が加熱している。子どもたちは、大手進学塾の中学受験クラスがスタートする小学3年生の2月から塾通いが始まり、そこから3年かけて受験準備を進めていくのが王道だ。...

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