「おいアゴ」「ブラジルの猿」と罵倒され…猪木が力道山から強要された「一升瓶の一気飲み」
やっぱり体が大きかった
アントニオ猪木は、14歳の時に家族でブラジルに移住している。現地で力道山にスカウトされ、プロレス界に入ったのは有名な話だ。当時、ブラジルでは、どのような生活を送っていたのか。5歳年下の弟で、『兄 私だけが知るアントニオ猪木』(講談社)を上梓した弟の猪木啓介氏(77)が明かす。(全6回の第2回)
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――ブラジルで、お兄さんのことで印象に残っていることはありますか。
やっぱり体が大きかったために、かわいそうなこともありました。...