インサイダー取引で有罪の元裁判官、キラキラしていた慶應ボーイ時代 「体力を生かして猛勉強し、飛び級で法科大学院に」
金融庁に出向した裁判官がインサイダー取引に手を染め、裁く側から裁かれる側に回った。異例中の異例の事態である。
その主役として世間の関心の的となっているのは、裁判官出身の元金融庁職員、佐藤壮一郎被告(32)だ。
社会部デスクによると、
「佐藤被告は業務で知った株式公開買い付け(TOB)の関連情報をもとにインサイダー取引を行った。昨年12月、東京地検特捜部が金融商品取引法違反の罪で在宅起訴。3月19日に東京地裁で開かれた初公判では起訴内容を認めています」...