「株主総会で糾弾の対象になるのは嫌」フジ・日枝氏退任の真相 新体制は「日枝色」払拭が鮮明
日枝氏退任の真相
中居正広氏(52)と女性とのトラブルに端を発するフジテレビの問題に絡み、日枝久氏(87)がフジと親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の取締役相談役を退任する。一方、FMHの株主が、同社の現旧経営陣15人に233億円の賠償を求める株主代表訴訟を東京地裁に起こした。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】
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中居氏と女性のトラブルではフジの企業としてのガバナンス(統治)不全が露呈した。
一方でスポンサーによるCMの引き上げによって、2025年3月期のCM収入は予想より233億円も少ない1252億円になる見通し。...