巨人・田中将大が「木曜マー君」になった理由…「中13日」でフォーム修正、目指すは「楽天戦で200勝達成」の声も

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「Thursday マー君」

 当初、阿部慎之助監督(46)は、田中について先発ローテーションの6番手、日曜日での登板を示唆していたが、16日のカブス戦回避とともに聞こえてきたのが、「木曜日への変更」だ。

「日曜日が先発となると、翌日の月曜日は休養・移動日となるので、リリーフ陣を総動員できます。しかし、木曜日への変更は“まだ途中”とされる投球フォームの修正を加速させるだけではなく、あと3勝と迫った、田中の日米通算200勝到達をドラマティックなものに演出してくれるというのです」(前出・記者)

 木曜日に先発することで投球フォームの修正を加速できる――その理由は、ペナントレース序盤戦の日程表にあった。

「Thursday マー君」が実現すれば、25年ペナントレース最初の登板は4月3日、バンテリンドームナゴヤでの中日戦となる。しかし、その次の10日木曜日は横浜スタジアムからマツダスタジアムへの移動日となっていて、試合は組まれていない。よって、2試合目の先発は17日、東京ドームでのDeNA戦。さらにまた、24日木曜日も移動日で試合がないので、田中の3試合目の先発は5月1日・東京ドームでの広島戦となる。そして8日木曜日も試合が組まれていない。4試合目の先発は15日・マツダスタジアムでの広島戦だ。

 木曜日に試合が組まれていない“変則日程”は5月15日まで続く。そうなると田中登板は5月までの約2ヶ月間、「中13日」の“ゆったり間隔”となる。

「今季37歳になる田中の体力の温存につながります。登板間隔が中13日もあれば、その間に久保コーチの指導を受けることも可能です」(前出・同)

 初めて中6日の登板間隔で臨むのが5月22日で、順調に行けば6試合目の先発マウンドが29日。この先発6試合だが、

「序盤戦の田中は長いイニングを投げず、4回か5回で降板するでしょう。今、投球フォーム改造の途中なので、無理はさせません。田中が勝てない、あるいは勝敗が付かない試合は5月まで続くかもしれません」(前出・同)

 そうなると実に興味深い展開となりそうである。7試合目の先発だが、中6日のままであれば6月5日の千葉ロッテとの対戦となるが、セパ交流戦の期間は変則日程となり、先発投手が中6日から5日、もしくは7日に一時的に変わる。7試合目の先発が「リフレッシュ休暇の1日」を置いて、6月6日になる可能性も高い。

 その6月6日の対戦相手は、古巣の東北楽天イーグルスだ。しかも舞台は東京ドームである。そう、「楽天戦で日米通算200勝達成」となる可能性もあるのだ。

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