米国「女子ゴルフ人気凋落」を招いた“スロープレー”がついに厳罰化 過去には不可抗力で罰打を受けた「有名日本人選手」も
「女子のゴルフは遅すぎて眠くなる」
日本では昨今、男子ゴルフより女子ゴルフのほうが高い人気を誇っている。米国はどうかと言えば、1980年代から90年代の前半ぐらいまでの女子ゴルフは、今の日本の女子ゴルフのような華やぎを見せていた。
樋口久子、岡本綾子、小林浩美といった日本人選手が大志を抱いて挑んだ当時の米LPGAには、ベッツィ・キングやジュリー・インクスターをはじめとする米国出身のスター選手が大勢ひしめいていた。しかし、90年代終盤ごろから女子ゴルフ人気は下降線をたどり始め、メジャー大会でもギャラリーはまばらということが珍しくなくなっていった。...