【終活企画】豊かな自然を未来に引き継ぐ、新しい社会貢献のカタチとは?
日本初の世界遺産である白神山地や屋久島。その登録に尽力したのが、日本自然保護協会だ。1951年の創立以来、自然環境を守りながら、その恵みを生かして地域を活性化させる取り組みを続けている。その象徴といえるのが、20年以上取り組んでいる群馬県みなかみ町の「赤谷プロジェクト」である。
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保護活動で地域経済を活性化 ユネスコエコパークに登録
「赤谷プロジェクト」は、ダムやリゾートの開発から森と地域の宝である温泉を守るべく始まった。豊かな森の指標種であり、絶滅危惧種であるイヌワシが暮らせる森づくりを目指し、人工林を自然の森に戻す活動や、森の生態系のモニタリング調査などをボランティアとともに実施している。
また、森の保全のために伐採した木材を地域の産業に活用したり、子どもたちの環境教育や企業との環境保全活動の場を増やすなど、多彩な活動を展開している。
「豊かな自然を持続的に活用できることがその地域のブランドになっています。多様な形で地域と関わる人が増えることで、地域の魅力が一層増しています」(鶴田さん)
こうした活動が世界的に評価され、2017年6月みなかみ町は「ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)」に登録された。
自然は守ったら終わりではなく、50年、100年と継続した活動が必要となる。その大きな支えとなっているのが、遺贈寄付だ。
「自然を豊かなまま未来に引き継ぐことは、大きな社会貢献につながると思っています。植物や山歩きが好きだった方から、いつか自然に恩返ししたかった想いを残していただいたことがありました」(芝小路さん)
同会への遺贈寄付には下限額はなく、相続税はかからない。株式や不動産での寄付や包括遺贈の相談も可能だ。自然への恩返しを考えるなら、問い合わせてはどうだろう。
■提供:日本自然保護協会
遺贈・遺産寄付担当
MAIL [email protected]
TEL 03-3553-4101
URL https://www.nacsj.or.jp/izou/