智弁和歌山の“凛々しい虎”がリードした「90球の完封劇」 2年生捕手、山田凛虎に感じた“大器の予感”
連日、熱戦が続く今年の選抜高校野球。名門・智弁和歌山は、大会第4日の第3試合で初出場の千葉黎明と激突した。結果は、智弁和歌山が6対0で危なげなく勝ち進んだ。この試合で、筆者が注目した選手が、2年生捕手の山田凛虎である。【西尾典文/野球ライター】
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山田は、名古屋市生まれ。小学生時代は「ドラゴンズジュニア」でプレーしたほか、中学時代は、強豪の東海中央ボーイズで全国制覇を成し遂げた。なぜ、智弁和歌山を選んで進学したのか、その理由は記事の後半で触れる。...