変わる「社食」事情 拡大する置き型市場にタニタ参入…健康志向&冷凍に商機
弁当持参の会社員は絶滅危惧種に? オフィスに設置した冷蔵庫などに届けられた食事を、従業員に利用してもらう「置き社食」を導入する企業が増えている。今回、新たに健康総合企業の「タニタ」が参入。市場の成長は加速するのか。
「2021年からJAL国際線の機内食を監修しており、冷凍でもおいしさを確保し、かつ咀嚼感を残せるレシピを開発してきました」
こう説明するのは、株式会社タニタ食堂の浅尾祐輔営業本部長だ。2023年からはTSUTAYAのフィットネス業態「TSUTAYAコンディショニング」の冷凍弁当も手掛けており、「拡販できる」と判断。...