秋篠宮さまが「ハラハラ」しながら悠仁さまを見つめた瞬間とは 秘められたエピソードが公開

国内 社会

  • ブックマーク

〈昆虫の知識については、10歳で父を超えた〉

 3月18日に筑波大附属高校の卒業式を終えられた悠仁さまは、4月5日に筑波大学の入学式に臨み、いよいよ新生活をスタートされる。そのタイミングで、秋篠宮さまと30年以上の親交があるジャーナリストが、悠仁さまに関する本を出版。そこには、秋篠宮さまと悠仁さま親子の秘められたエピソードがつづられていた。

 ***

 4月3日にその名も『悠仁さま』(講談社)というタイトルの新著を出すのは、1991年に秋篠宮さまと対面して以来、現在まで親交を深めてきたジャーナリストの江森敬治氏だ。「悠仁さまの初めてのパーソナルヒストリー」と銘打たれた同書では、先日の会見での緊張された面持ちとは大いに異なる「素顔」が随所にうかがえる。

 例えば、長らく関心を抱かれ高校時代に学術論文も執筆されていた「トンボ」に関する記述である。悠仁さまが10歳だった頃、秋篠宮さまと江森氏との間で交わされたやり取りが、以下のようにつづられている。

〈悠仁さまは、昆虫の中でもトンボとチョウが好きらしい。「でも今、一番、関心のあるのはトンボでしょうね」と、父親(注・秋篠宮さま)は話した〉

〈「ところで、皇居や赤坂御用地にはどのような種類のトンボが生息しているのでしょうか?」と、門外漢の私は素直に疑問を投げかけてみた。しかし、秋篠宮さまは、困惑しながら次のように答えている。「息子に何度か説明を受けましたが、私自身、よくトンボの区別がつきません。魚類だったらある程度、理解できるのですが、虫はね。正直、私はよくわかりません」このように、あっさりと白旗をあげた。昆虫の知識については、悠仁さまは10歳で、父親を超えたらしい〉

〈宮さまはハラハラしながら「早く降りて来い」〉

 そのほか、悠仁さまがお茶の水女子大附属幼稚園に通われていた頃の話として、次のような父子のほほ笑ましい姿が紹介されている。

〈一緒にお風呂に入り話をしたり、宮さまが両手で「水鉄砲」をつくって、それで悠仁さまにお湯をかけたりして遊ぶ。右手の三本の指を左手の手のひらで包み込み、指と手のひらの間にお湯を入れて勢いよく飛ばすという仕組みだ〉

〈「成長するにつれ、行動の幅が広がっているように思いますね」と、宮さまは目を細める。たとえば宮さまは木登りは苦手だが、悠仁さまは高い木の上も大丈夫。下から宮さまはハラハラしながら見守り「早く降りて来い」と、いつも心の中で心配している〉──。

「自覚を促したかったのではないか」

 次に紹介するのはお茶の水女子大附属小学校時代のエピソードだ。紀子さまは、悠仁さまを伴い、天皇陛下や内廷皇族方のお食事を担当する宮内庁大膳課で新年用の宮中料理作りを見学されたといい、

〈調理現場を訪れ、魚をさばいたり、和菓子を作ったりするところなどを見た〉

 とある。江森氏が言う。

「見学は悠仁さまが希望されたというより、秋篠宮ご夫妻が『自分たちが日頃、いかに周りにいる大勢の職員たちに支えられ、世話になっているのか』を悠仁さまに教え、ご自身の置かれているお立場の自覚を促したかったのではないかと思われます」

 つまり、こうした「皇居内見学」こそ、いわば“帝王学”のスタートラインともいえる経験だったというわけだ。

 3月27日発売の「週刊新潮」では、江森氏の解説を交えながら、悠仁さまを巡る「秋篠宮家のファミリーヒストリー」を3ページにわたって特集する。

週刊新潮 2025年4月3日号掲載

あなたの情報がスクープに!

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。