「俳優を辞めて自分の中に穴ができて、それを埋める作業を…」 成宮寛貴が明かす“空白期間” 水谷豊に送った手紙の内容とは【インタビュー】

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 引退表明は2016年末。以後、芸能界との縁を絶っていた成宮寛貴(42)が、実に8年ぶりにABEMA配信のドラマ「死ぬほど愛して」(3月27日初回放送、毎週木曜23時~)で俳優業に復帰する。“相棒”水谷豊(72)に向けては「自ら手紙をしたためた」と語るのだ。

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「俳優を辞めて自分の中に大きな穴が」

「俳優を辞めて自分の中に大きな穴ができて、それを埋める作業をずっとしていたように思います」

 こう振り返るのは成宮本人。引退後はアパレルブランドやフェイスマスクのプロデュースを手がける実業家に転身。4年前に帰国するも芸能界とは距離を置いていた。

 そんな彼を俳優の道に呼び戻したのは、復帰作となるドラマ「死ぬほど愛して」の原作者だった。

「『金田一少年の事件簿』などの原作者で作家兼脚本家の天樹征丸さん、姉の樹林ゆう子さんと3年前に食事しました。その席で“やってほしい役があるんだよ”と言われ、原作をもらったんです。俳優復帰を現実的に考え始め、一昨年にはマネージャーをやってくださる人も見つかり、おかげさまで『成宮寛貴』の名前も使えることに。そのタイミングで今回の役のお話を改めて頂戴し、お受けすることにしました」

水谷豊は特別な存在

 成宮は、テレビ朝日の人気シリーズ「相棒」で水谷豊が演じる杉下右京の3代目相棒・甲斐享(とおる)役を担った。引退の前年まで水谷と共演すること丸3年。

「水谷さんは僕にとって特別だなあ……」

 と、かみしめる成宮。

「とにかく勉強させてもらったという感じ。あんな才能のある俳優さん、見たことない。もちろん素晴らしい俳優さんはたくさんいますが、水谷さんは格別です」

 こんなことも明かす。

「水谷さんにはひとかたならぬ思いもあり、お手紙を書きました。これまでの経緯や思い、こんなことをしていきたいといった志を書いて、『相棒』チームのプロデューサ―に渡してもらうようにお願いしたんです。またいつかお会いできる日があったらいいなと思いながら、俳優の仕事の第二章をスタートさせていきたい」

 一方の水谷も、一昨年に上梓した自伝で成宮についてこうつづっている。

〈彼にはまた会える日が来ると思い続けています〉

 二人の再会を「相棒」で目にする日も近いのか――。成宮の「相棒復帰」をめぐる制作サイドや水谷豊の”本音”について、関連記事【「水谷豊も成宮の復帰を歓迎」 芸能活動再開・成宮寛貴の周囲で何が起きているのか】で報じている。

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