2025年「大学志願者数1位」に輝いた「千葉工業大学」とは? 「早大」「近大」を抑えて“郊外の理系大学”が躍進した理由
「郊外人気」が高まるワケ
千葉工業大学のように東京近郊には特徴的な学校が多い。外国語学に強い獨協大学、神田外語大学、麗澤大学や、中学入試における開智学園(開智所沢中等教育学校)もしかり。ここ30年で東京の御三家レベルになった渋谷教育学園幕張中学もそうだ。
これら学校に共通しているのは、一点突破で「学校の強み」が明確でわかりやすいこと。最新のニーズを汲み取り入試から教育まで広くスピーディに改革を進め、最短でブランド力を上げてきた。進学先を選ぶ際、東京都内にこだわらずこのような郊外の学校に目を向けてみると、新しい発見やワクワクと出会えるかもしれない
〈後編の記事【11年連続志願者数トップ「近畿大学」の牙城が崩れ、変わる「大学序列マップ」 次の“高コスパ大学”はどこなのか】では、千葉工業大学が1位になったことの影響や、次なる狙い目などについて詳述している。〉