「彼女はボーイズバーの“金ヅル”だった」 最上あいさんのクラブ時代の知人が証言 「子どもを託児所に預けたまま飲みに行ってトラブルに」
「やたらとお金の借り方に詳しかった」
こうして最上さんは、わずか2カ月の間に250万円ほどの借金を作ってしまったのである。
「たしかに、彼女はやたらと消費者金融からのお金の借り方に詳しかったです」
とは、最上さんが勤めていた山形市内のクラブ関係者。
「彼女は仲の良いお客さんから投資について教えてもらっていたようで、ネット証券などの投資話にも詳しかった。周囲には“ふわっちで500万円稼いだ”と話していたこともあって、お金はそれなりにあるんだろうなと思っていました」(同)
「彼女を“金ヅル”としてした」
金の使い方は、やはり無軌道だった。
「山形駅前の夜の店のキャッチやボーイの間では、彼女は金遣いが荒いと有名でした。ボーイズバーでお気に入りの男性スタッフのためにシャンパンを入れる、といった“貢ぎ癖”があったようです。それも、一人だけではなく複数人のお気に入りがいた。よくお金が続くなと思っていました」(前出のクラブ関係者)
高野容疑者をカモにした最上さんだが、彼女もまたカモにされていた。
「キャッチやボーイは彼女をある意味で“金ヅル”として、自分の店に来るように盛んに声をかけていたようです。2~3軒のバーにはいくらか売り掛けがあって、結局支払われないままになっています」(同)
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