「本当の実力者は社長ではなく、他にいるのでは…」 日産トップ交代劇のウラに“社外取締役”の存在

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 3月11日、日産自動車は内田誠社長(58)の退任と、新社長の就任を発表した。約800億円の今期最終赤字を作ったことと、ホンダとの経営統合案が頓挫した責任を内田氏が取らされた格好だ。11日にオンラインで開催された社長交代の会見でも、内田氏は、

「私に対する経営責任を問う声が従業員からも出てくるようになった」

 と、追い詰められていたことを明らかにしている。

 新社長に就任するのはチーフプランニングオフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏(46)。日産によると、メキシコ出身で2003年にメキシコ日産に入社。...

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