「32歳年上の不動産事業家と結婚して資産9億円」 日本に虚言を連発する「ホワイトハウス報道官」の成り上がり27年
「若輩者ですが」などという謙遜は、アメリカでは必要ないらしい。弱冠27歳の「大統領報道官」が、あまりにも堂々とホワイトハウスで“妄言”を繰り返しているからだ。「政権の顔」を務める彼女の身の上とは。
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誤りを指摘されると“逆ギレ”
「日本はコメに700%の関税を課している」
今月11日、キャロライン・レビット米大統領報道官が会見で述べた言葉は、即座に日本で批判の的になった。
農水省関係者が憤る。
「日本では一定量、輸入米を関税ゼロで受け入れています。そのうえ700%は古いデータを基にした数値で、事実誤認も甚だしい」
その場でレビット氏は関税への理解について記者から疑問を呈されたものの、
「あなたが私の経済知識を試すのは侮辱的だ。質問させたのを後悔している」
そう笑顔のまま“逆ギレ”までしてみせたのだ。
歴代最年少の報道官ながら、百戦錬磨のホワイトハウス記者にも物おじしないレビット氏とは、一体いかような人物なのか。
トランプ氏に批判的な学校新聞に抗議
国際ジャーナリストの大野和基氏が語る。
「彼女の出身は、ニューハンプシャー州にある人口7000人ほどの田舎町です。両親はアイスクリーム屋と中古車販売を手がけており、熱心なカトリック教徒でもありました」
保守的な両親の教えを受けたレビット氏は、キリスト教右派と親和性が高い共和党の政治に、学生のうちから傾倒した。
「両親の苦労を見て育った彼女は、国内産業を重視するトランプ氏の姿勢にも共感したようです。大学では、同氏に批判的な学校新聞に猛烈な抗議文まで送ったとか」(同)
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