週内にもフジテレビ第三者委が報告書を公表へ 日枝氏は辞任必至? 注目は新たに暴かれると社内でウワサの「バラエティ班のヤバすぎる恵比寿飲み会」
早ければ今週中にも、フジテレビが「中居正広問題」の検証のために設置した第三者委員会の報告が行われる見通しだ。関係者によれば、第三者委の報告・公表が行われた後、フジテレビ側も会見を行う予定で調整中とのこと。社内は「中居問題とは別の飲み会でのやらかしが表沙汰になる可能性がある」と戦々恐々としている。
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再びフルオープンの“エンドレス会見”になる?
「テレビカメラを締め出して静止画のみが報道された“ボラギノール会見”と深夜までフリー記者の怒号が鳴り響いた10時間超の“やり直し会見”。2度の会見で猛批判を浴びてから2カ月経ちましたが、また世間の袋叩きが再開されるとみんな身構えています」
あるベテラン社員はこう語る。2カ月前に設置された第三者委の調査は予定通り終了し、現在は公表日程を最終調整している段階だ。
27日に定例の取締役会が予定されており、第三者委の報告はそれに合わせ、26 日までに行われる可能性が高いとみられているという。
「有力視されている日程は、まず第三者委がフジに報告書を提出し、記者会見で公表。それを受けてフジメディアホールディングスの取締役会が開かれ、フジテレビ側も会見を行うという手順です。つまり2度記者会見が行われるということ。フジテレビ側の会見は前回同様、フルオープン、質問制限なしの長丁場になる想定で準備が進められています」(同)
第三者委の報告で最も注目されるのは、続投していることへの批判が強い日枝久取締役相談役の処遇だ。
「中居問題を起こした企業体質を作ったとして、40年以上の長きにわたりトップに君臨してきた日枝さんの責任を指摘してくるのはほぼ間違いないと言っていいでしょう。さすがの日枝さんも辞任は必至と見られている。経営陣もほぼ総辞職になるのでは。中居問題について編成幹部のA氏、上司などの責任も問われることになります」(同)
外部から新社長が招聘される可能性も
役員人事では、1月に港浩一前社長から交代したばかりの清水賢治新社長も交代する可能性まで取り沙汰されているという。
「清水さんはあくまでつなぎの役割だったとみる向きが多い。スポンサーの信頼を回復するためには抜本的な改革を行う必要があり、外部から新たに社長を引っ張ってくる案がささやかれています」(同)
そこまでフジが構えなければならないのも、第三者委が「新たな爆弾」を投下する可能性があると見られているからだ。新たな爆弾とは、中居問題に類似する「不適切な飲み会」である。
「第三者委は全社員にアンケートを行い、この2カ月間、他にも不適切な飲み会でのパワハラ・セクハラ事案がなかったか徹底調査してきました。第三者委の中心メンバーは3人の弁護士ですが、その下に20人以上もの弁護士がぶら下がる大陣容だった。彼らはアンケートで報告されたあまたの案件の中から、いくつかのヤバい案件について関係した社員を次々と呼び出して調査してきました」(同)
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