朝ドラ「おむすび」大失敗もどこ吹く風…「橋本環奈」は“新たな市場”に目を付けていた! 「中国でのブレイクを狙っているようです」
ようやく終わる――。そんな感慨を抱く視聴者も少なくなかろう。昨年9月からスタートしたNHKの朝ドラ「おむすび」。不評の嵐で視聴率もボロボロだが、不名誉なヒロイン・橋本環奈(26)の心は、すでに隣国にあるという。
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「本人はまったく気にしていませんよ」
誰もが“史上最低”と口をそろえる「おむすび」が、2月11日にクランクアップした。最終回は今月28日に放送される。橋本は、
〈クランクアップ用に作られた「おむすび」のダイジェスト映像を見て、涙涙のシーンや、笑い合う日常のシーンなど、このスタジオで本当にたくさん撮影したことを思い出して感涙しておりました〉
とコメントしたが、
「泣きたいのは局のほうでしょうね」
そう芸能デスクは語る。
「1週目こそ平均視聴率は16.1%と並でしたが、朝からギャルがどうしたといった内容に多くの視聴者がついていけず、すぐに低迷。おまけに週刊文春による橋本の“パワハラ報道”が追い打ちをかけた。3月上旬までの平均視聴率は13.3%です。歴代朝ドラのワーストは倉科カナ主演の『ウェルかめ』(2009年)で、13.5%。最低新記録の樹立は、ほぼ確実視されています」(同)
大方の女優が大いに落ち込む結果だ。しかし、ハシカンの場合は違うらしい。
「本人はまったく気にしていませんよ」
そう明かすのは、さる芸能関係者である。
「本人も事務所も、頭の中は7月から始まる『千と千尋の神隠し』の中国・上海公演でいっぱいですから」
実は中国では身近な存在
橋本がヒロインの千尋役を演じる『千と千尋の神隠し』は、宮崎駿監督の名作映画を舞台化したもの。昨年のロンドン公演では、約30万人を動員した大ヒット作だ。長期滞在を余儀なくされるロンドン公演がこたえたのか、上海ではキャストにいくらか変更がある。
「とにかく、この舞台で中国でのブレイクを狙っているようです。中国市場ではエンタメに、日本では1本2000万円は下らないとみられるCM稼業に精を出す。この両輪で、稼げるうちに稼ごうという考えでしょうね」(前出の芸能関係者)
どうも絵に描いた餅のような気もするが、
「10年以上前、日本で“1000年に1度の美少女”と騒がれた際には、中国でも評判になりました。彼女の出演映画が中国で公開され、わずか3日で10億円の興行収入を達成したこともあります。好きな日本人タレントのランキングでも上位に登場していますし、SNSで彼女の体形の変化が話題になるほど身近な存在です」(前出の芸能デスク)
というから、まんざら夢物語でもないのだろうか。
中国進出について、橋本の事務所に尋ねると、
「特に中国でブレイクというのは意識しておりません。粛々と頂いた中国公演のお仕事を全うして千と千尋の素晴らしさを今回お伝えする事だけに傾注します」