エース不在の「健大高崎」がセンバツ連覇へ好発進! 選手たちへの取材で分かった「強敵・明徳義塾」撃破の“勝因”とは
3月18日に開幕した第97回選抜高校野球。第1日の第3試合は、前年度優勝の健大高崎(群馬)と43回目の甲子園出場となる明徳義塾(高知)の対戦という1回戦屈指の好カードとなった。【西尾典文/野球ライター】
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試合は4回、健大高崎が1番の石田雄星(2年)のヒットを足掛かりにワンアウト二・三塁のチャンスを作り、4番の小堀弘晴(3年)のショートゴロの間に1点を先制。しかし、明徳義塾は5回に3番の藤森海斗(3年)がライトオーバーのタイムリースリーベースを放って同点に追いつく。...