ソフトバンクは大丈夫? 大金がドブに消えた「大型補強」で優勝を逃した球団の“共通点”を探る

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 3月28日にプロ野球の2025年シーズンが開幕する。13年ぶり日本一奪回を狙う巨人は、マルティネス、甲斐拓也、田中将大ら総額70億円超の大型補強で新シーズンに臨む。うまくハマればチームの躍進につながるが、失敗すれば「大金をドブに捨てた」と非難されるため、ある意味、「諸刃の剣」とも言える大型補強。過去にも必ずしもチームの勝利につながらなかった例は少なくない(金額はいずれも推定)。【久保田龍雄/ライター】

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 3年ぶり日本一奪回を合言葉にしながら、あわや最下位の危機に陥ったのが、1997年の長嶋巨人である。...

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