【事件から1年半】後輩から恐れられた宝塚宙組トップスターの引退興行に“異変” 「劇団員は退団を大喜び」「シラけ切っている観客も」

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「宙組と絡みたくないのでしょう」

 組の頂点に君臨していた芹香は、後輩からすると畏怖の対象だったわけだが、組内の断絶は他のイベントでも見て取れるという。

「千秋楽後に開催されたフェアウェルパーティーにも、組子たちが呼ばれるのが慣例のところ、一人も呼ばれなかったそう。彼女は宙組と絡みたくないのでしょう」(先の劇団関係者)

 2月中に、大阪と東京で開催された芹香のディナーショーにしても、

「やはり、組子は呼ばれませんでした。共演したのは、専科の2名のみ」(同)

 組内の亀裂はかように深刻な様相なのだ。

「思えば、(芹香は)気の毒な人ですよね。どれだけ辛いことがあったとしても、団員たちは常にチームで動いているわけで、一緒に頑張った仲間はかけがえのない存在のはず。にもかかわらず、彼女には一緒に卒業を祝う仲間がいない。いくら自業自得とはいえね」(同)

「幸せです」と絶叫している場合ではないような。

週刊新潮 2025年3月20日号掲載

ワイド特集「いい日旅立ち」より

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