「松坂桃李」の事務所が出演作品のスポンサーを降りていた! 映画「フロントライン」の製作現場で起きている“異変”とは

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 映画「フロントライン」は、豪華客船を舞台に災害医療組織・DMATのメンバーや厚生労働省の役人がコロナウイルスといかに闘ったかを描く意欲作だ。だが、6月公開を前に実施された試写会で、ある“異変”が明るみに。関係者の間で波紋を呼んでいる。

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エンドロールに“異変”

 本作は主演の小栗旬(42)が未知のウイルスに立ち向かうDMATの指揮官役を演じる。加えて松坂桃李(36)、池松壮亮(そうすけ・34)、窪塚洋介(45)ら人気と実力を兼ね備えた俳優陣がその脇を固めており、今年上半期における邦画話題作の一つなのだが、

「作品の最後に流れるエンドロールに“異変”が起きています」

 とは、映画製作関係者。

「本編の試写会は昨年暮れから行われていますが、今年2月中旬、“製作”と“製作委員会”のクレジットからある名前と社名が削除されてしまったのです」

 具体的には“製作”に名を連ねていた、配給会社であるワーナー ブラザース ジャパン(WBJ)の幹部社員2名の名前が消えて、GMのバディ・マリーニ氏に変更。“製作委員会”からも、芸能事務所「トップコート」の名前が抹消されたというのだ。

背景にワーナー社内の騒動

 トップコートは主要出演者の一人、松坂の所属事務所である。なぜ、クレジットは変更されたのか。先の製作関係者は、写真週刊誌「FLASH」(2月11日号)が報じた、以下のワーナー社内のごたごたが背景にあると指摘する。

「WBJでは昨年、代表交代をきっかけに幹部社員が軒並み降格、退社に追い込まれたのですが、邦画製作部門部長の関口大輔氏もその一人でした。関口氏はしばらくの間、退社に応じず、WBJ幹部からは数々の嫌がらせを受けたといいます。彼は本社に幹部のパワハラを通報したものの、最終的には横領の濡れ衣を着せられて解雇されました。現在、彼はWBJ相手に不当解雇で訴訟を提起しています」

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