コンビニのトップに求められるのは「舌」だ 高給の経営者に庶民の味がわかるのか…セブンを築いた鈴木敏文氏の味覚

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 セブン&アイ・ホールディングスの新社長に、スティーブン・ヘイズ・デイカス氏(64)が就任することになった。買収に対する手腕など新社長に期待されることは多いが、元ローソン勤務で経済アナリストの渡辺広明氏は「トップに求められるのはまず“舌”だ」という。

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 今回就任するデイカス氏は、ホールディングスの社長であって、コンビニ事業である「セブン-イレブン・ジャパン」の社長は、引き続き永松文彦氏が務める。正確にはデイカス氏が“コンビニのトップ”というわけではないのだが、新社長就任のニュースに対する反応をみると「上げ底弁当の社長が交代か」など、コンビニ事業と絡めた意見がやはり多い。...

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