韓国で何が起きているのか… 尹大統領の支持率が“驚異の回復”を見せている理由と、「内乱」の真実
「内乱」というフレームは完全に崩壊
最近、ネットメディアのメディアウオッチが、国立科学捜査研究院の元職員が運営する文書鑑定機関に依頼した筆跡鑑定資料が公開され、洪氏のメモはある野党議員の筆跡と一致するという疑惑まで提起されています。
強調しますが、郭種根氏と洪壮源氏の証言は、尹大統領に対する国会での弾劾とその後の拘束や起訴の核心的根拠でした。しかしすでにその信ぴょう性が崩れています。野党が広めてきた「内乱」というフレームは完全に崩壊しているのです。
2月11日、ソウル拘置所に収監されていた尹錫悦大統領は、弁護団を通じて「国民が自由大韓民国を擁護しているので、弾劾工作に対抗して国民が勝利するだろう」という声明を発表しました。その言葉通り、いまや保守派の有権者のみならず、若い世代を含む多くの国民が巨大野党の工作から目を覚ましました。
今回の釈放によって、大統領の弾劾無効と復帰を訴える声はさらに高まるでしょう。12・3戒厳令は、国家の存亡がかかった危機的状況を国民に認識させる契機となり、国民的な覚醒を呼び起こしたのです。
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