街中でトレンチコートをバッ!「露出狂みたいでした」 台湾で攻めた澄田綾乃、26歳の葛藤と勝負

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バックショット好きには「おお」となってもらえる

――グラビアに慣れて、人に見られても大丈夫になったんでしょうか。

 恥ずかしさはないです(笑)。雑誌の撮影で半カップの水着を着ました。ちょっと動くだけで出てきちゃうんですけど、その状態でジャンプをすると全部ポロリしちゃって。そうなるとスタッフの皆さん全員が別の方向を向いて視線をそらしてくれて。逆に皆さんに気を使わせちゃいました(笑)。

――澄田さんというと2024年に出演した「不適切にもほどがある」(TBS)などの印象でバストというイメージの人も多いと思うんですが、「幻愛」ではむしろバックショットが多いですね。

 バックショット好きには「おお」となってもらえる部分があると思います。意外とバックショットが好きな方っていて、写真集で1枚でもバックショットがあったらすごく喜んでくれるんです。それを目当てに買ってくれる方もいますね。

――台湾のロケーションも雰囲気があっていいですけど、今回は衣装がどれも凝っていて見ていて楽しいです。スタイリストさんがいい仕事をしてます。

 お茶屋さんで着た衣装は全部パールでできていて、下に何も着てないように見えますしインパクトもあります。でも、すっごく重かったです(笑)。あと表紙で着ている赤いワンピースはブランドものでかなり高いものだったのですが、プリーツもすごく綺麗でヒラヒラするだけで映えますし、下のショーツとの色合いも綺麗なのでぜひ見て欲しいです。

グラビアは今後ちょっと抑えて…26歳の悩み

――澄田さんはもちろん、写真集ならではの衣装もぜひ読者の方には楽しんでほしいですね。澄田さんご自身のお話もお聞きしたいんですが、グラビア以外の活動は最近いかがですか。

 いつもオーディションの最後まで残ったとしても選ばれないんです。その理由を考えたりするんですけど、答えは見つからないと言いますか。どうしたら仕事を一つでももらえるかなって考えたりします。

 グラビアは今後ちょっと抑えて、俳優として活動していきたいなと今は思っています。本当はグラビアと両立できたら一番いいんですけど...。ただグラビアを続けるにも話題性が必要なので、まずは演技の仕事を取れるように今、いろんな作品を見て勉強中です。

――グラビアでの活躍を見て順風満帆なのかと思っていただけに、そうした悩みを抱えていたのは驚きです。

「順調そうだね」「遠い人になっちゃったな」とかすごく言われるんですけど、皆さんが思うより悩んでいますね。今はシフトチェンジの時期にしたいんですけど、グラビアの仕事をいきなり減らすと大変になるので。デビュー当時に比べたら最近はSNSのいいね数も減ってきていて。露出度の高い写真でも上がらないので「みんな、見慣れてきちゃったのかな」って最近悩んでます。

――2月26日で、26歳の誕生日を迎えましたが、大事な一年になりそうですね。

 お仕事の方で大事な転機になればなと思っています。グラビアをやっていることは、俳優として大きなハードルにはなると思うんです。でも演技の方でも皆さんに受け入れてもらえるようになれたらなと思っています。

 もう26歳なので「また来年」とかなると厳しくなってきます。オーディションでも年齢の制限が出てくるので。なので、この1年で何かしらの成果を出せたら。今後の人生を左右する大事な年だと思います。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。ウェブメディアウォッチャー。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。著書に日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)。noteでマガジンを連載中 X:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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