「秋篠宮家にさようならを突きつけた」佳代さんの本が「悠仁さまの今後」に与える影響
できれば回避してもらいたかった
秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの母・佳代さんが自伝エッセイ『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社)を出版したのは2月のこと。息子への愛に溢れたエッセイとなっている。その息子・圭さんと眞子さんのアメリカでの充実した生活ぶりについてもすでにお伝えした通り。仲睦まじくショッピングする姿も目撃されている。一方で、このエッセイ集については宮内庁内では様々な評価があったようだ。成年を迎えられて3月に初めての会見を行われた悠仁さまの今後への影響を危惧する声も上がっているという。
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「宮内庁内では、今回の出版については“できれば回避してもらいたかった。前代未聞のことだ”との反応が少なくありませんでした」
と、担当記者。
懸念された暴露的な要素は皆無。秋篠宮家や眞子さんの名は登場せず、主として佳代さんの半生やお気に入り料理を紹介する内容だったが、それでもなお宮内庁内で好意的に受け止めるムキはほぼないのだという。
蒸し返しを生んでいる
「秋篠宮家と小室家は2017年末に報じられた佳代さんと元婚約者との金銭トラブルの一件以降、良くない関係になっていました。佳代さん自身、一貫して問題がないとの主張をしていたようですが、それが結果的に受け入れられず落胆していたと思われます」(同)
「一方、秋篠宮家としては、国民の理解を得る努力をして欲しいということを繰り返し伝えてきたようです。そのあたりは2022年5月、秋篠宮さまに直接取材したジャーナリストが肉声をまとめた書籍『秋篠宮』(小学館)に詳しく記されていますが、秋篠宮さまからご覧になって、小室家側には国民の理解を得る動きが鈍いという判断があったということなのでしょう。冷え切った両家の関係は結婚を経ても解決せず、今回のエッセイは“佳代さんから秋篠宮家に対してさようならを告げるもの”といった捉え方もあるほどです」(同)
さらに今回の出版という行動が様々な“蒸し返し”を生んでいるという。
なぜ学習院ではなかったのか
「蒸し返しの1つは秋篠宮家の眞子さん、佳子さま、そして悠仁さまがいずれも学習院大ではないという点です。眞子さんは国際基督教大(ICU)に進学し、佳子さまはいったん学習院大に進学後に中退してAO入試でICUに入られ、筑波大へ今春進学される悠仁さまは戦後生まれの男性皇族として初めて“学習院以外の大学”を選ばれました」(同)
学習院大学はルーツを辿れば、江戸時代の公家たちのための学問所。明治以降も皇室を支える華族の子女の教育が目的とされてきた。当然、皇族との縁は深い。それゆえに多くの皇族が学ぶ場として選ばれてきた。当然、警備その他も含めてノウハウが蓄積されている。
「筑波大で悠仁さまの希望される分野を追求されることは素晴らしいことだというのは誰もが感じていることです。が、どこまでの自由が受け入れられるのかという点で、世間的に違和感や不満の対象となり得るということも否定できません。悠仁さまは眞子さんや佳子さまと違って将来の天皇陛下になられる方なので、“なぜ学習院ではなかったのか?”という愚痴めいた問いが予想以上に宮内庁内から聞こえてきています」(同)
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