メジャーで活躍中の左腕も大記録を逃していた…センバツ、記憶に残る“ノーノー未遂”

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 3月18日に開幕した第97回選抜高校野球大会。春夏の甲子園大会で達成されたノーヒットノーランは、2004年センバツの東北・ダルビッシュ有(現・パドレス)を最後に20年以上も途絶えている。ダルビッシュ以降のセンバツで、9回以降に惜しくもノーヒットノーランを逃した投手たちを振り返ってみよう。【久保田龍雄/ライター】

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 まずは、2009年の花巻東・菊池雄星(現・エンゼルス)の名前が挙がる。最速149キロの速球を売りに“みちのくエクスプレス”の異名をとった大会ナンバーワン左腕は、岩手県勢では25年ぶりのセンバツ勝利をかけて、1回戦の鵡川戦に臨んだ。...

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