「日本アカデミー賞」で歴史的な番狂わせ! 「侍タイムスリッパ―」が“1館上映スタート”から奇跡の最優秀作品賞に…聖地凱旋までの全舞台裏
製作費2600万円!
3月14日、第48回日本アカデミー賞が発表され、「侍タイムスリッパ―」(安田淳一監督)が、最優秀作品賞を受賞した(安田監督は、最優秀編集賞も受賞)。
すでに報じられているように、この作品は、製作費2600万円の独立系インディーズ作品、しかも、安田監督の自主制作である(日本映画の平均製作費は3億5000万円といわれる)。当初は配給会社がつかず、昨年8月17日、老舗ミニ・シアター「池袋シネマ・ロサ」1館で、ひっそりと公開された。
安田監督は、結婚式などのビデオ撮影業とコメ農家を兼業する京都人である。...