依存症の母親から“オピオイドベイビー”が生まれ…日本人は知らない「悪魔の処方薬」が全米にもらした悲劇と絶望
第1回【「1年で10万人」が犠牲に…全米に蔓延する「オピオイド禍」最大の元凶は350億ドルを荒稼ぎした「製薬会社」だった】の続き
「麻薬乱用大国」アメリカにあって、なぜ“オピオイド”が凄まじい勢いで蔓延したのか――。Netflixで配信中のドラマ「ペイン・キラー(PAINKILLER)」ではその経緯を描いている。米「パデュー・ファーマ(以下、パデュー社)」は、半合成オピオイド「オキシコドン(oxycodone)」の徐放剤(※成分がゆっくり放出するように工夫が施された薬剤)を開発。...