テンションが低くてリアクションは皆無…それでも「飼っている亀との日常」を描いたコミックエッセイが話題沸騰の理由

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全部、出しちゃってる

 ここでクイズ。

――亀がガチで寝ている時、あるいは完全にリラックスしている時、どんなポーズをとるか知っていますか?

 答えはもちろん、作中に描かれているが、

「本当に無防備で、油断しているというか、“全部、出しちゃっている”感じですよね(笑)。リアクションはないようで、よーく見ていると無表情でも目線で分かることがあります。首の可動域も広いし、敏感すぎて些細な音にもビックリしちゃうのも可愛い。毎日、見ていると“あ、そこを気にするんだ”と発見の連続です。マンガにしてから、より一挙手一投足が興味深くなり、無視されていても面白いんです(笑)」

 とにかくマイペース。基準がどこにあるのか分からない、それでも可愛い――そんな亀の魅力はまさに「亀のみぞ知るですね」というカメユさん。作中で最も反響のあったエピソードを聞くと、

「水槽の水を取り換えた途端に……やられたんです(笑)」

 亀ちゃんとの楽しい生活が続く限り、ネタが尽きることはなさそうだ。

デイリー新潮編集部

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