「浜田雅功」まさかの休養で「松本人志」復帰の行方…不在が長引けば「ダウンタウン」の冠番組がなくなる可能性も
3月10日、ダウンタウンの浜田雅功(61)が体調不良のため一時休養すると所属する吉本興業が発表した。活動休止中の相方・松本人志(61)の復帰もままならない中、2人揃ってテレビから消えることになった。ダウンタウンの番組は今後どうなるのか。
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【貴重写真】2人そろってTVから消えた「ダウンタウン」 35年前の“初々しい姿”を見る
浜田の休養が発表される5日前、3月5日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS)では久しぶりにコンビが揃った姿が見られた。民放プロデューサーは言う。
「この日の放送は“「水曜日のダウンタウン」出演率ランキング”と称した総集編で、過去の映像が流される中、当時の松本さんのリアクションがワイプで映されました。画面右上の2つ並んだワイプの右側に松本さんと浜田さんが交互に映っており、時には松本さんが大映しになることもありました。この日は番組のかなりの時間にダウンタウンが出演している編集になっていました」
もっとも「水ダウ」の公式ホームページには未だに2人の写真が残されているし(CGで加工されてはいるが)、番組内で松本の過去の出演シーンが映ることも少なくなかった。
「業界では、松本さんの復帰番組は『水ダウ』か『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)が有力視されていました。また、今回の『水ダウ』ではワイプの右側に松本さん、左側にたむけんことたむらけんじさんという組み合わせもありました。さらに、『水ダウ』出演率の2位はたむけんさんで、松本さんはもちろんたむけんさんの出演も問題ないという判断なのでしょう」
観測気球?
松本の性加害疑惑が「週刊文春」に報じられたのは2023年12月のこと。松本は事実無根だと主張した上で、翌年1月から文春との裁判に注力するため芸能活動を休止した。また、たむけんはホテルでの飲み会をセッティングした“アテンド芸人”の一人とされている。ただし、同じくアテンド芸人と報じられたスピードワゴンの小沢一敬とは違い、たむけんの活動自粛は発表されていない。裁判は昨年11月に松本が訴えを取り下げたことにより終結した。しかし、松本の活動復帰は未だ叶っていない。
「裁判が終結した当初は今年4月には復帰できるのではという見方も強かったのですが、昨年末にYahoo!ニュースで配信された単独インタビューで独自のプラットフォームによる『ダウンタウンチャンネル(仮)』の配信構想を発表したため、松本さんはテレビ復帰を急いでいないとも言われるようになりました。さらに、タレントの中居正広さんが女性トラブルで芸能界を引退し、その対応をめぐる問題がフジテレビに波及したことで、松本さんの4月復帰は絶望的と見られていました」
そこへ「水ダウ」での“疑似”復帰だ。
「今回『水ダウ』が改めて松本さんの過去映像を使用し、たむけんさんまで映したのは、松本さん復帰への観測気球と見られていました。4年連続でTVerのバラエティ大賞を受賞している『水ダウ』ならやりかねませんから」
番組を見た視聴者の反応を見て、ダウンタウン復活を目論んでいたと?
「ところが、そのすぐ後に浜田さんの休養が発表されたわけです。これで松本さんの『水ダウ』復帰も当分なくなったと考えられます」
ダウンタウンとしてのレギュラー番組は「水ダウ」「ガキ使」に加え「ダウンタウンDX」(日テレ/読売テレビ制作)の3本。松本が不在になってからは、いずれも浜田が1人で番組を仕切ってきた。3つの番組の今後については、収録済みのものについては放送するとしているが――。
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