中国で「7」がズラっと並ぶ携帯番号が「6000万円超」で落札も…実は“ラッキーセブン”より縁起が良いとされる3つの数字とは

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 不動産不況などにより景気の低迷が報じられている中国だが、景気のいい話はあるようだ。先週、中国の官公庁オークションサイト「阿里資産・司法」に出品された2つの携帯電話番号が、同じ人物に超高額落札されたことが明らかになった。

「金持ちの世界が理解できない」

 中国語で「司法拍売」と呼ばれる官公庁オークションは、ネットオークションとして運営する企業が複数ある。出品物は住宅や土地、宝飾品といった日本の競売でもよくあるものから、旅客機のエアバスA300、200トンクラスのトロール漁船、建築石材の採石場など背後にドラマを感じさせるものまで実に幅広い。

 携帯電話番号も日常的に出品されており、価値が高い「ゴールデンナンバー」はこれまで何度もニュースになった。今回は中国移動(中国のキャリア)の「18377777777」が285万2000元(約6270万円)、中国電信(同)の「18077777777」が254万4000元(約5600万円)で落札され、しかも落札者が同じ人物だったことで話題を呼んでいる。

 出品されたのは使用権のため契約も引き継がれる。どちらも特別ナンバーのため、月の最低消費料金は中国移動が月額1500元(約3万円)、中国電信が月額1000元(約2万 円)。名義変更の保証金は1万5000元(約30万円)および2万元(約40万円)と膨大だ。合計1億円超の落札額を支払えるなら問題ないだろうが、ネット上では「金持ちの世界が理解できない」「そんなに毎月使えない」といったコメントが相次いでいる。

 中国の携帯番号は3桁の地域番号と8桁の電話番号で構成される。今回の「183」は広西チワン族自治区欽州市、「180」は広西チワン族自治区南寧市のものとなり、他にも他都市の「77777777」を高額料金で使用している人物がいることになる。

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