清野菜名主演「フジ月9」から重要なシーンが消えていた 背景に“中居問題”か

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エンドロールから消えた「横浜市消防局」の表記

 制作現場では何が起きているのか。

「まず、1月27日に予定されていた3回目の放送が、中居正広(52)の女性トラブルを巡ってフジが開いた記者会見の生放送に重なったことで、1週間後に延期となりました。次に、会見後の28日、撮影に協力してきた横浜市が関連クレジットを削除することを明らかにしました。以降、エンドロールから〈横浜市消防局〉などの表記が消えてしまったのです」(芸能メディア関係者)

 もっとも、横浜市はフジに対して、制服や消防車の貸し出しなどの撮影協力は続けている。であれば、以前と同じように制作を続けられるはずだが、

「横浜市が“市民感情に配慮し、積極的な広報を控えることにした”と言っている以上、フジとしては消防局に全面的な協力をしてもらうのが申し訳ない、という気持ちがあるのでしょう。結果、消火現場などの派手なシーンが消えてしまったのだと思います」(同)

清野菜名に対する“埋め合わせ”は

 以上の指摘について、フジテレビに聞くと、

「当初の予定通りに撮影しており、ご指摘のような影響は一切ありません」

 とはいえ、代わり映えのしない画が続く地味な作品になってしまったのは、誰が見ても明らかである。

「『月9』初出演にして初主演だった清野にすれば、不運でしたね。彼女は正統派の美人女優でありながら、本格的なアクションもこなす稀有(けう)な才能の持ち主。実力を買われて3年前に大手事務所の『トップコート』に移籍してきました。フジは今回の失態で、彼女に負い目を作ったとみられています。いずれ、再び連ドラで主演を任せて埋め合わせをするのでは」(前出の関係者)

 中居問題の影響は、ドラマの出演者にも及んでいるということか。

週刊新潮 2025年3月13日号掲載

ワイド特集「掟破り」より

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