【べらぼう】小芝風花「瀬川」が最後に魅せた花魁道中 豪華絢爛になった意外な理由
白無垢の花嫁衣裳で最後の花魁道中
盲目の富豪、鳥山検校(市原隼人)に1,400両(1億4,000万円程度)で身請けされ、 吉原を去る花魁、五代目瀬川(小芝風花)。その最後の日、白無垢の花嫁衣裳を着て、詰めかけた人々の前で最後の「道中」を披露した。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第10回「『青楼美人』の見る夢は」(3月9日放送)。
「よっ、瀬川、めでてえ!」と祝いの言葉が飛び交うなか、黒塗りの高下駄を履き、「外八文字」といわれる吉原独特の歩き方で、ゆっくりと格調高く歩を進め、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)とすれ違って、大門の外で待つ鳥山検校のもとに向かった。...