赤ちゃんモデル→有名雑誌モデル→ドラマ主演に初写真集…順調すぎる25歳「まだ子どもと大人の境目」

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紺野彩夏インタビュー

 女優の紺野彩夏(25)は今、恋愛ドラマに引く手あまた。放送中の主演ドラマ「復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~」(MBSドラマ特区)では、社長と偽装恋愛を始める傷心のヒロイン役を熱演中。ほぼ生まれた時から芸能界にいるという紺野に、これまでのキャリアを聞いた。【大宮高史/ライター】

「復讐カレシ」は同名のコミックが原作で、紺野が演じる服部舞香が、社内恋愛中の恋人に浮気されるところから始まる。事もあろうにその浮気相手も同僚と知ってショックを受ける舞香だが、会社のイケメン新社長の佐鳥駿(鈴木仁)に「偽装恋人にならないか?」と提案される。実は舞香と駿は、過去にもどうやら縁がある様子。かりそめの関係から、人生をやり直す“復讐ラブストーリー”がスタートする。

「原作コミックも読んでいて好きだったので、舞香のちょっとした感情の変化もきめ細やかに表現できるのがうれしいですし、マンガと台本の違いを突き詰めていくのも楽しいですね」

 タイトルの通り、本作のキーワードは「復讐」。舞香にも駿にもそれぞれ意図があり、意外な展開を招いていく。

「舞香はとても大人びていて、肩書きで人を選ぶタイプではなくて、ちゃんと人柄や内面を見て人を好きになれる女性なんです。外面にだまされない真面目なところは共感できましたし、感情をストレートに見せるよりは繊細な人柄。心の中に潜む強さを、細やかに見せていこうと思います。駿に惹かれているのに恋心を抑えないといけないお芝居は、今まで経験のないシーンだったので楽しみながらできました」

 今クールでは、藤井流星とのダブル主演ドラマ「キスでふさいで、バレないで」(読売テレビ)で憧れの先輩社員と恋に落ちる佐藤楓を演じている。オフィスラブとはいえ作風は対称的な2作だが、すっかりモードを切り替えられた。

「浮気されたり、ある人への復讐がキーワードになっていたりとドロドロした雰囲気もあるかもしれませんが、現場は明るいです。舞香が不倫を見てしまうシーンも『あんなのひどい!』ってスタッフさんと一緒に笑い合っています。伏線がたくさんあるドラマなので最後まで見て欲しいですし、因縁がつながった時に納得してもらえるよう、細かなしぐさでも皆さんの気に留まるお芝居をしています」

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