氷川きよしが「創価学会」布教VTRで堂々宣言 「これからも広布のために歌い続けます」…池田大作氏作詞の歌をアカペラで熱唱

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木根尚登、久本雅美

 先の関係者は言う。

「ここまで言うかとびっくりしましたね。他にも対談では、自分は“根っからの金太郎飴のような学会っ子”“一緒に祈ろうと寄り添ってくれる世界って(他に)ありますか”“全世界のメンバーの皆さんがあったかい”と語り、“池田先生が作ってくださった世界は宇宙レベル”とまで述べているのには驚きました。氷川さんが参加した集会のVTRも流れていました」

 しかし、なぜここまで氷川は踏み込んだ発言をしたのか。前出の学会ウオッチャーによれば、

「組織の要請という部分もあると思います。昨秋の総選挙で公明党は議席を32から24に大きく減らし、7月の参院選での巻き返しに必死です。しかし、学会の組織は高齢化、弱体化が進んでいる。そんな中で、新たにカミングアウトした氷川さんのVTRが学会の集会で流れれば、組織の結束力は高まります。これによって組織を引き締め、拡大し、来るべき選挙の原動力にしたいのです」

 氷川にとっても、プラスの側面がある。

「長良プロに所属していた時は信仰についての発言は封じられていた。宗教、とりわけ創価学会にアレルギーを持つファンもいますから当然です。しかし、今は独立し、“ありのままに”がテーマですから、誰にも遠慮なく自分を解放できるのでしょう。また、学会員の集客力も無視できない。昨夏のコンサートでは、やはり芸術部の木根尚登がゲスト出演しています。今年1月のコンサートでも、彦摩呂がステージに上がって花束を渡しています。久本雅美などの学会芸能人もコンサートに訪れ、それを自らのInstagramにアップしている。まさに創価学会芸能人が皆で、氷川を応援しているんです。一般の会員にもこの思いは通じているでしょう」

 ちなみに、その久本、彦摩呂、木根はすべて公明党の選挙応援に駆り出された過去を持つ。このままならば、氷川も芸術部の幹部になったり、選挙カーに乗ったりする日が遠くないのかもしれない。

 さて、その時、従来の氷川ファンはどう出るか。急速な学会傾斜は吉と出るか凶と出るか。公明党と創価学会、そして氷川自身の行く末両面において、彼の信仰に関わる言動が注目を集めるのである。

【関連記事】では、井上真央、鈴木奈々、石原さとみ、滝沢秀明、久本雅美、山本リンダ、岸本加世子ら、他の芸能人たちの創価学会信仰について詳述している。

デイリー新潮編集部

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