違法駐車で逮捕された「元時津風親方」が“新ビジネス”を画策していた! 「インバウンド向けの施設を開業しようと」

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インバウンド向けの新ビジネス

 退職後は夫人と離婚し、都内で一人暮らしをしていたという。

「二人の息子は立浪部屋で頑張っており、長男の木竜皇(きりゅうこう・22)は十両まで番付を上げてきた。元親方本人も第二の人生を見据えて、清澄白河にある元北の湖部屋を改装し、インバウンド向けに相撲文化を紹介する施設を開業しようとしていました。土俵のある空間でちゃんこを食べさせるなどのアイデアを考えていたそうです。相撲界から事実上、追放されたとはいえ、ここ最近は充実した生活を送っていたはずなのに、なんてバカな過ちを犯してしまったのでしょうか」

 と、知人は嘆く。

 現在、かつて北の湖部屋だった建物の正面玄関には〈東京相撲部屋〉と書かれた真新しい看板が掲げられている。昭和の大横綱、北の湖が率いたこの部屋の元女将(おかみ)に聞くと、

「ある会社の方と一緒に元時津風親方は“稽古場のあった1階を借りたい”と言ってくださっています。でも、まだ契約を交わしてはいないので……」

 当分、ビジネスなどやっている場合ではあるまい。

週刊新潮 2025年3月13日号掲載

ワイド特集「掟破り」より

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