「今やるべき話なのか?」の声も 「選択的夫婦別姓」議論に表れる与野党の思惑 国民&維新は「立民との共闘はない」と明言
高校授業料や学校給食の無償化、年収の壁に関する攻防の一方で、選択的夫婦別姓制度に関する与野党の議論はどうなっているのか。
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「新聞やテレビの世論調査では、回答者の約半数が導入の可否ではなく“旧姓の通称使用拡大”を選んでいます。国民的な関心は決して高いとはいえません」
とは政治部野党キャップ。
「永田町でも“今やるべき話なのか?”との声は少なくありませんが、立憲民主党の野田佳彦代表はどこ吹く風。2002年に民主党代表選に出馬した際、公約に別姓制度を盛り込んだほどの筋金入りで、及び腰の自民党と一線を画す公明党に接近し、連立にくさびを打ち込もうと躍起です」
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